森林が川や海の生命を育み大地を生かし地球に生息する全ての生命へ与える影響は計り知れないものがあります。
日本は国土の約2/3が森林、世界のトップクラスの森林大国。
しかし密植や手入れ不足、伐採期を迎えても伐採されず警告とも思われる花粉を抱いた杉を始め多くの人工林が活用されずにいます。
日本の人口は世界の2%、その日本で毎年世界の約1/3の木材が消費されています。
しかも森林大国日本でありながら木材の約80%以上が輸入材。
地球温暖化や異常気象が急速に進む中で自国の樹木を利用しないで、場所によっては伐採してはいけない貴重な森林を破壊し化石燃料を使って運搬して来ます。
日本の田畑は「ものを作る」事の大切さより経済優先で輸入される「安いもの」に押され年々厳しい状況になっています。
生きる為に一番大切な食料を外国に依存する食糧自給率の低い日本は飢餓の不安を抱えた「生存後進国」です。
日本に山ほどある「ものを使わず」外国から「安いもの」として輸入さて来る木材。
人や生物の生命、地球環境を考え決して「安いもの」ではなかった事に気づいた頃には環境破壊の元凶として世界中から非難され地球上から退場を求められる日が、そんな日本を子供たちに残して良いのでしょうか?
地球環境評論家の船瀬俊介氏は最新刊の著書「気象大異変」(人類破滅へのカウントダウン)では地球の危機、食糧の危機、生命の危機を警告しています。
また「コンクリート住宅は9年早死にする」「木造革命」等多数の住環境の著書や各地での講演会に於いて人工林、特に杉の活用と伐採後の広葉樹との混植の重要性を訴え、解決策として一に乾燥、二に乾燥、三、四がなくて五に乾燥と、乾燥の重要性と難しさを指摘しています。
「愛工房」は日本の人口林、特に「杉」の活用を願って開発しました。
「愛工房」は「木」の素晴らしさを伝える乾燥装置として誕生しました。
「愛工房」で乾燥した「杉」を活かし、幼稚園から学校、病院や福祉施設、オフィスや住宅等の「木装」内装を始め椅子、机、家具等に使われ快適に生活できる環境と林業の活性化、森林の再生、地球温暖化防止、気象異変防止に少しでも役立つことを願っています。